東風荘 〜上級者への道〜

ネット雀荘「東風荘」(&「天鳳」)で上級者レベルを目指します。(旧名称・中級者への道) 過去の手順を振り返り、その良否を検討。ほぼ毎日更新。ご意見・ご感想など、お気軽にコメントをお寄せください。

(会心) 会心の対々和・三暗刻 - その1 -

会心の手順」として残しておこうと思うものには、どうしても「タンピン」系の手は選ばれにくい傾向があります。

“字牌や端っこの牌から切っていって、内に寄せていく”ことが中心なので、基本的すぎるんですね。

逆に、真ん中の牌から切っていくという、“見切り”や“決断力”が必要になる「トイツ系」や「一色系」、そして「チャンタ系」は印象に残りやすくなります。


「へっぽこな配牌をどう工夫して仕上げるか」


「会心の手順」のテーマはそんな感じでしょうか。

配牌からは想像もつかないような“劇的な変化”を遂げたものほど、会心度は高くなります。

あるいは、和了点数は低くても、他家の大物手を察知して、高くなりそうな手をあえて安手で和了り切った、なんて場合も会心ですね。自分が和了れそうにない時は、安い手に差し込む。そうなると「会心の差し込み」ということに。



**


会心度★★


今回は手順的な会心度よりも、“最後に白熱したトップ争いになって、手に汗を握る状況を勝ち抜いた”ということで、より強く印象に残ったというのがあります。

でも、あとで牌譜を見直してみたら、思わぬ事実が…。




2007.09.27 天鳳にて  ※赤3枚入り


オーラス0本場、親番。19400点持ちの3着目。

トップ争いの2人は、ともに31000点少々という状況。



【東4局0本場】 東家 ドラ8p


<配牌および第1打>
0927kai1_01.jpg

トイツが3組でドラ8pも1枚すでに持っているという配牌。

これ、第1打1ソはミスですね…。

この配牌だと、「チートイ・ドラドラ」か、白・発を重ねた「ソーズの一色」を見ることになるので、どちらの手になるとしても、1ソは必要な牌。

ここでの正着打は、二萬か七萬。

どちらを切るかとなると、ピンズもソーズも上スジを持っていて、六萬や八萬を引いてくれば、「678(789)三色」もありえるので、二萬が正解でした。失敗…。

この後、もし1ソがカブったら、それは“想定の範囲内”とは言えない…。明らかなミス。“痛恨の一打”になりかねない。


<2巡目>
0927kai1_02.jpg

六萬ツモ。これで、かなり遠くだが「678三色」も見ることに。

ここでも打二萬でいいはずだが、実戦では何故かしぶとく二萬を残して打南としている…。二萬残しの意味はちょっと思い出せない…。


<3巡目>
0927kai1_04.jpg

また六萬をツモ。ようやく、打二萬。 

これにより、やはりチートイが本線に。チートイのリャンシャンテン。

<6巡目>
0927kai1_06.jpg

白・発・9ソの重なりを待っていたところ、またも六萬をツモって暗刻に。 ここでは二枚切れの打としている。

この先、発か9ソのどちらかが重なれば、六萬の暗刻から1枚落とす予定。


<7巡目>
0927kai1_08.jpg

9pも暗刻に。打七萬。

役牌のトイツがないので、鳴いてもバカトイにしかならない。ドラ8pさえ重なってくれれば、動く気にもなるが…。


次巡、

<8巡目>
0927kai1_10.jpg

8ソまで暗刻に。

ここも実は1つの分岐点でした。何を切りますか?

*
*
*
*
*

9ソ、どちらを切るかという選択ですね。どちらも1枚切れ。

自分は、

無意識に打、としました。何気ない一打でしたが、実に大事な一打でした。もしかすると、ここが一番の分岐点だったような…。

※今になって、9ソを残す理由をつけるとしたら、“6と9のアヤ”か。六萬の暗刻に9pの暗刻。もちろん、6ソのトイツに対してスジの9ソだから、というのもある。


次巡、

<9巡目>
0927kai1_12.jpg

残した9ソが重なってテンパイ。打8p。 
ダマでも満貫12000なので、リーチはせず。(下図)

※ドラを重ねられないところがショボい…。

0927kai1_13.jpg

このドラ、ポンされず…。

ともかく、あの配牌が「対々和・三暗刻」に。
「6ソ・9ソ」のシャンポン待ち。


この直後、下家が5ソを暗槓してリーチ。 ※カンドラも8p


これに合わせて、次巡、自分もツモ切りリーチ。(下図)

0927kai1_14.jpg

裏ドラ・カン裏に期待。
「裏裏」なら親ッパネ18000、「裏3」なら親倍24000。


この後、上家からもリーチが入り、3人でのトップ争いに。
かなり手に汗、握った!


***


<参考> 最終結果

0927kai1_16.jpg

下家が自分のロン牌である6ソを掴む。裏3で親倍24000点。逆転トップ。



…と、ここまでは「良い勝負だったな〜」という感想。


ところが、

牌譜を見直してみたところ、どうも上家の手が中途半端なような…。

※下図参照(サムネイル画像をクリックすると拡大されます。

0927kai1_15.jpg

ソーズの一色手かと思いきや、なぜか無意味に六-九萬でリーチ…。何かおかしい…。

上家の手順を追ってみたところ、

6巡目に、北と南ともに1枚持ちの状態から切り順を間違えていた。

3枚切れのを手元に残し、まだ1枚しか切れていないを先に切ってしまっている。

その結果、

北を切った直後に北をツモってカブるという…。

だから、本来なら、上家の手は、「七八萬」の部分が「北北」だったはず。東と北のバッタ待ちでのメンホン・リーチになっていたのに…。どちらも1枚ずつ残っている。

まあ、そこで失敗したとしても、最後、「七七八」萬の形から、西を暗刻にしての七萬切り・フリテンリーチはないかと…。

七萬は既に1枚切れているとは言え、「ツモり三暗刻」を見落としているのではないか。片割れの東だって残り1枚生きているし…。

で、上家はきちんと「七萬・東」のバッタでリーチしていれば、3巡後には七萬をツモ和了っている…。「リーヅモ・三暗刻」。上家がトップで終了


これに気づいた瞬間、思いっきり興ざめ…。まるで価値のないトップだったということが判明…。

  1. 2007/10/03(水) 20:00:32|
  2. 会心の手順
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プロフィール

Author:toshi
<2008/08/05現在の成績>
・【東風荘】 主戦場:第1東風荘
 メイン・サブIDともR1750前後
 (メイン:2048試合 安定R1636)
 (サブ:621試合 安定R1656)
・【天鳳】 主戦場:速東喰赤&三麻
  ・(4人打) 四段・R1800前後
  ・(3人打) 三段・R1800前後
* * * * * * * * * * * * *
■モットー:「上を見ず、下も見ず」
   「勝てたら運、負けたら実力」
■目標:東風荘R1850・天鳳六段
  (2010年までの2〜3年計画)

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