東風荘 〜上級者への道〜

ネット雀荘「東風荘」(&「天鳳」)で上級者レベルを目指します。(旧名称・中級者への道) 過去の手順を振り返り、その良否を検討。ほぼ毎日更新。ご意見・ご感想など、お気軽にコメントをお寄せください。

(会心)【ヘボ配牌】 複合系 - その3 - ★★★


いろいろな手役の可能性・複合を頭に入れながら打牌を選んでいく、“複合系”の手順。

ここ最近の牌譜を中心に、一筋縄では行かない【ヘボ配牌】(複合系)を、なんとか攻略しようと悪戦苦闘している手順をシリーズで掲載。 


***


今回のケースは、

普段の自分なら絶対「しない・出来ない」手順。 

まるで“別の誰かの手順”、といった感じ。
自分には、こういった発想・手順が不足しているというのは感じる。


・会心度★★★


***


2008.03.26 天鳳にて

※東風戦・食いタン有り・赤3枚入り・テンパイ連荘

・牌譜: http://tenhou.net/0/?log=2008032617gm-0061-0000-1b892910&tw=2


【東1局1本場】 西家 ドラ9ソ


<配牌> ※75%縮小画像
0326kaiheyt075_01.jpg
6種7牌

ちっとも【ヘボ配牌】ではなかった。 むしろ、普段自分が目にする配牌に比べたら、かなり良い配牌。 なんと言っても、「456p」で1メンツ出来ているし。

ただ、ドラが9ソということと、オタ風の南がトイツということで、
どうしても面前での手作りになりそう。 


この段階での構想としては、

・七萬には八萬のくっつき。 ピンズは「7p・8p」と引いての「3-6-9p」受け。 そしてカン8ソ受けで、遠くに「789三色」。 
・七萬へのくっつきを見ながら、ピンズで「一通」の可能性も。 
・「ピンフ」を絡めることが出来なくても、いざとなれば「食い三色」・「食い一通」で、鳴いてテンパイを取りに行く。
・白の重なりとピンズの伸びのタイミングが合えば「混一色」。 「一通」と絡めることが出来れば満貫に。


いずれにしろ、ここからの切り順としては、「一萬→1ソ」という順番。 なるべく、ピンズの下(1p・2p)を払える形になるのが理想。

最初のツモを見て、改めて判断することに。


<1巡目>
0326kaiheyt075_02.jpg
一萬ツモ…。
最初に切ろうと思っていた一萬がいきなり重なってしまう。

こうなると、何から切って行きますか?
(※白は切らず。 重ねれば即、動けるようになる牌なので。)

*
*
*
*
*

自分は、

0326kaiheyt075_03.jpg
打七萬。
かすかに期待していた「789三色」を見切る。 

※普段なら…、というか、この時も、最初に思い描いた構想を根底から覆すことになるので、思わず「一萬」をツモ切りしようとしたほど。


あとは、ピンズで3面子見込むか、白を重ねるか。 

ちなみに、1ソは切らず
この先、もしも牌が重なっていくようだと、今度は「チートイ」の可能性も出てくるので、重ねる候補として1ソは必要に。 
しかも、仮に「1p・1ソ」が重なった場合、今度は「対々和・三色同刻」に移行できるという点も。

次のツモでどうなるか。

<2巡目>
0326kaiheyt075_04.jpg
二萬ツモ。

今度は「123三色」が遠くに見えてきた。 
更に…。 (ふと、今までとは全く別の構想を思いつく。)

ここ、重要な分岐点でした。 何を切りますか?

*
*
*
*
*

自分は、

0326kaiheyt075_05.jpg
打6p。

もうこれ以上ツモに頼らず、動ける「チャンタ」を選択。 

456p」の1メンツを落として行くことに。 タネは十分揃っている。(上図、白枠線内参照)

マンズの下とピンズの下で合わせて2メンツ、ドラ含みのソーズの上で1メンツ、南をポンして1メンツ。 合計4メンツ。 
あとは1ソにくっつけるか、白を重ねるか。 もし1ソに2ソがくっついてくれれば、南を頭で使うことが出来、更に「チャンタ・三色・ドラ1」で3900に。

この先、三萬・3pは出たら即チーして手を進めたい感じ。


そして、この直後の上家の打牌。

0326kaiheyt075_06.jpg
上家が一萬を切ったところ。

鳴きたかったのは一萬でなく三萬だが…。

普段なら恐らく、この一萬は鳴かないはず。 構想と違うので。

しかし、この時は思い切って、ポン! 
2000点の手になってしまうが、とりあえず前に進んでみることに。
打二萬。

次巡、

<4巡目>
0326kaiheyt075_09.jpg
自風の西をツモ。 打5p。
さっさと「5p・4p」を処理して、“受け”の牌を残しておきたい。

次巡、

<5巡目>
0326kaiheyt075_11.jpg
また西をツモ。 自風の西がトイツに。 打4p。

この西の重なりは想定外
これで「西・チャンタ・ドラ1」で、3900が復活。 
こうなったら、南ではなく、西の方をポンしたい。

この直後、下家の打牌。

0326kaiheyt075_13.jpg
下家が南を切ったところ。

ん〜…。 鳴きたいのは西の方なんだが…。 
これ鳴くと、ますます違う方・違う方に手が進んでいくような気が。

でも今回は、ここでもポン!(下図)

0326kaiheyt075_15.jpg
南をポンして打白としたところ。

※普段なら、こういった仕掛けは危険すぎて自分には出来ない…。

次巡、

<7巡目>
0326kaiheyt075_16.jpg
鳴こうと思っていた、ペン3pをツモ。


※実は、この“3pをツモれ”たという事が凄く重要。
ここまでの鳴きがあったからこその3pと言えるかも。 ラス牌の3p。しかも、これは下家と対面に渡っていたら、使いきれる牌のため、絶対に出てこない。その時点で純カラに。
唯一、上家だけがツモ切る可能性がある。 だから、自分の手に渡る確率50%だったということ。 「下家・対面」j組か「上家・自分」組か。



打1ソとしてテンパイ。(下図)

0326kaiheyt075_17.jpg
打1ソとしたところ。 カン8ソ待ちテンパイ。 
2000点の手。 (ツモ和了れば「700/1300」に。)

あの配牌が、この最終形に。 
ただ、待ちである、この“ソーズの上”というのは、みんな大事にしているはずなので、そう簡単には出てこないはず。 
非常に厳しい待ち。(既にドラ表示でも1枚使われている) 

むしろ、西が出たらポンしてドラ単騎の方がいいかどうか…。

このあと、下家・対面と立て続けにリーチ

そこへ、

<11巡目>
0326kaiheyt075_18.jpg
自風の西をツモ。 暗刻った。

ここに来てようやく、自分が考えていた通りの牌をツモったということで、当然勝負!(下図)

0326kaiheyt075_19.jpg
2軒リーチともに通っていない、打7ソ! ドラ9ソ単騎待ちに。

…これが、通る。
まあ、この形なら振り込んだとしても納得だし。

あの配牌・序盤のツモで、こういう満貫手(「西・チャンタ・ドラドラ」)に。 

普段は、こんな臨機応変の対応や鳴き方は絶対に出来ない。
(今回のケース。 普段だったら、面前のまま手を進めてしまい、2軒リーチの後はベタオリして終わってる可能性が高い。)


***


<参考> 最終結果

0326kaiheyt075_20.jpg0326kaiheyt075_22.jpg

ちなみに、下家の待ちも9ソ単騎だった。


  1. 2008/04/03(木) 20:08:25|
  2. 会心の手順
  3. | コメント:0

プロフィール

Author:toshi
<2008/08/05現在の成績>
・【東風荘】 主戦場:第1東風荘
 メイン・サブIDともR1750前後
 (メイン:2048試合 安定R1636)
 (サブ:621試合 安定R1656)
・【天鳳】 主戦場:速東喰赤&三麻
  ・(4人打) 四段・R1800前後
  ・(3人打) 三段・R1800前後
* * * * * * * * * * * * *
■モットー:「上を見ず、下も見ず」
   「勝てたら運、負けたら実力」
■目標:東風荘R1850・天鳳六段
  (2010年までの2〜3年計画)

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