(会心)【構想変更】特集・06 「タンヤオ/ピンフ」系からの「チートイ」への移行・その2
2011-09-08
2009年以前の牌譜より、構想変更に関するものをシリーズにて。
<2009年記事より、構想変更に関する練習問題>
・第153回 構想変更(01/10) 【697】~【698】 ■
・第154回 構想変更(02/10) 【699】~【701】 ■
・第155回 構想変更(03/10) 【702】~【704】 ■
・第156回 構想変更(04/10) 【705】~【706】 ■
・第157回 構想変更(05/10) 【707】~【708】 ■
・第158回 構想変更(06/10) 【709】~【711】 ■
・第159回 構想変更(07/10) 【712】~【713】 ■
・第160回 構想変更(08/10) 【714】~【716】 ■
・第161回 構想変更(09/10) 【717】~【718】 ■
・第162回 構想変更(10/10) 【719】~【721】 ■
***
今回のケースは、配牌では「ピンフ」系だったものが、途中で“トイツ系”の手に変化するという、よくあるケース。
・会心度★★
※関連記事 → 練習問題【677】 ■ (配牌で両面2組+トイツ2組)
2年前の牌譜より。
2009.06.21 旧・第1東風荘にて(2009年7月末以前)
※東風戦・食いタン無し・食い替えあり・流局連荘・ダブロンなし・2,7万持ち/3万返し
ラス前、ほぼ平場の状態。
【東3局0本場】 南家 ドラ 1p
<配牌>
両面ターツが2つある、「ピンフ」系本線の手。 ドラ1pは無し。
最初のツモ。
<1巡目>
1ソが重なる。 打九萬。 これで“両面2組+トイツ2組”。
*** <参考にならない> 配牌で“両面2組+トイツ2組” ***
【677】 <東3局1本場・南家> 天鳳にて
良問の1つ。 両面ターツとトイツの数が今回と同じ。 こちらはトイツの1つが両面絡みで、もう1つのトイツは役牌の発という点が大きな違い。 ということで、あまり今回の参考にはならないものの、一応掲載しておくことに。 どちらも”両面が生かせない”という点では共通。
結果的に「南・白・発・混一色・対々和」という、“色とトイツが複合”した手でハネ満和了。 ただ、途中でメンツ選択を間違えていなければ、次の最終形で倍満和了となっていた。
【 南南南白白中中 2222pカン 発発発発カン 】・ツモ:白 「混一色・対々和・小三元・南」
*** *** ***
次巡、
<2巡目>
4ソをツモ。 3つ目の両面が出来た。 打9p。
両面ターツが3つもあれば、さすがに「ピンフ」でいいだろう、といったところ。
次巡、
<3巡目>
4pでなく、ドラ1pをツモ。
カン2p受けが残ると「ピンフ」にはならないが…。 打南。
次巡、三萬をツモって1メンツ完成。(下図)
<4巡目終了時>
三萬をツモって打7ソとしたところ。 2シャンテン。
次巡、ション牌の発をツモって東を切り出すと、これを上家の親がポン!
その直後のツモ。(下図)
<6巡目>
五萬が重なる。 打発とするも、これは鳴かれず。
次巡、
<7巡目>
今度は6pが重なる。 この時点で、8pは既に3枚切れ。
このケース、何を切りますか?
*
*
*
自分は、
打3p。
ピンズの下でのメンツ作りを見切り。 「チートイ」を見つつ、「ピンフ」でテンパイするようならドラ1pを勝負するつもりで。 ただ、8pは3枚切れてるし、5pもないだろうから、恐らく“ピンフ系にはならない”と予想。
2巡後、
<10巡目>
三萬も重なる。 これで「チートイ」に決定。 打7p。 1シャンテン。
ここで「鳴き無し」ボタンをONに。
この直後、上家の切った四萬にラグが発生。 誰かの手にトイツと分かる。
ということで、次巡、4pをツモったところで打四萬。
次巡、
<12巡目>
9ソをツモ。 前巡、下家が通してくれた4ソに合わせ、打4ソ。
上家の染め手は既にテンパイか、1シャンテンか、まだまだなのか。
2巡後、
<14巡目>
ドラ1pを重ねてテンパイ・即リー。(下図)
4pを切ってリーチしたところ。 1枚切れの9ソ単騎待ち。
いずれにしろ、最終的にソーズで勝負が決まることになりそう。 字牌も枯れてるし、マンズもピンズもほぼ死んでる状態。 この9ソ、出てくるとしたら上家の手の内からか。
この直後、対面からもリーチが入る。
***
<参考> 最終結果
<2009年記事より、構想変更に関する練習問題>
・第153回 構想変更(01/10) 【697】~【698】 ■
・第154回 構想変更(02/10) 【699】~【701】 ■
・第155回 構想変更(03/10) 【702】~【704】 ■
・第156回 構想変更(04/10) 【705】~【706】 ■
・第157回 構想変更(05/10) 【707】~【708】 ■
・第158回 構想変更(06/10) 【709】~【711】 ■
・第159回 構想変更(07/10) 【712】~【713】 ■
・第160回 構想変更(08/10) 【714】~【716】 ■
・第161回 構想変更(09/10) 【717】~【718】 ■
・第162回 構想変更(10/10) 【719】~【721】 ■
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今回のケースは、配牌では「ピンフ」系だったものが、途中で“トイツ系”の手に変化するという、よくあるケース。
・会心度★★
※関連記事 → 練習問題【677】 ■ (配牌で両面2組+トイツ2組)
2年前の牌譜より。
2009.06.21 旧・第1東風荘にて(2009年7月末以前)
※東風戦・食いタン無し・食い替えあり・流局連荘・ダブロンなし・2,7万持ち/3万返し
ラス前、ほぼ平場の状態。
【東3局0本場】 南家 ドラ 1p
<配牌>
両面ターツが2つある、「ピンフ」系本線の手。 ドラ1pは無し。
最初のツモ。
<1巡目>
1ソが重なる。 打九萬。 これで“両面2組+トイツ2組”。
*** <参考にならない> 配牌で“両面2組+トイツ2組” ***
【677】 <東3局1本場・南家> 天鳳にて
良問の1つ。 両面ターツとトイツの数が今回と同じ。 こちらはトイツの1つが両面絡みで、もう1つのトイツは役牌の発という点が大きな違い。 ということで、あまり今回の参考にはならないものの、一応掲載しておくことに。 どちらも”両面が生かせない”という点では共通。
結果的に「南・白・発・混一色・対々和」という、“色とトイツが複合”した手でハネ満和了。 ただ、途中でメンツ選択を間違えていなければ、次の最終形で倍満和了となっていた。
【 南南南白白中中 2222pカン 発発発発カン 】・ツモ:白 「混一色・対々和・小三元・南」
*** *** ***
次巡、
<2巡目>
4ソをツモ。 3つ目の両面が出来た。 打9p。
両面ターツが3つもあれば、さすがに「ピンフ」でいいだろう、といったところ。
次巡、
<3巡目>
4pでなく、ドラ1pをツモ。
カン2p受けが残ると「ピンフ」にはならないが…。 打南。
次巡、三萬をツモって1メンツ完成。(下図)
<4巡目終了時>
三萬をツモって打7ソとしたところ。 2シャンテン。
次巡、ション牌の発をツモって東を切り出すと、これを上家の親がポン!
その直後のツモ。(下図)
<6巡目>
五萬が重なる。 打発とするも、これは鳴かれず。
次巡、
<7巡目>
今度は6pが重なる。 この時点で、8pは既に3枚切れ。
このケース、何を切りますか?
*
*
*
自分は、
打3p。
ピンズの下でのメンツ作りを見切り。 「チートイ」を見つつ、「ピンフ」でテンパイするようならドラ1pを勝負するつもりで。 ただ、8pは3枚切れてるし、5pもないだろうから、恐らく“ピンフ系にはならない”と予想。
2巡後、
<10巡目>
三萬も重なる。 これで「チートイ」に決定。 打7p。 1シャンテン。
ここで「鳴き無し」ボタンをONに。
この直後、上家の切った四萬にラグが発生。 誰かの手にトイツと分かる。
ということで、次巡、4pをツモったところで打四萬。
次巡、
<12巡目>
9ソをツモ。 前巡、下家が通してくれた4ソに合わせ、打4ソ。
上家の染め手は既にテンパイか、1シャンテンか、まだまだなのか。
2巡後、
<14巡目>
ドラ1pを重ねてテンパイ・即リー。(下図)
4pを切ってリーチしたところ。 1枚切れの9ソ単騎待ち。
いずれにしろ、最終的にソーズで勝負が決まることになりそう。 字牌も枯れてるし、マンズもピンズもほぼ死んでる状態。 この9ソ、出てくるとしたら上家の手の内からか。
この直後、対面からもリーチが入る。
***
<参考> 最終結果
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