(会心) 役牌トイツ1組を含む手の構想・手順 その5 役牌トイツ2組+3色構成
2011-01-12
全20回ほどを予定している、
役牌トイツ1組を含む配牌からの“構想・手順”。
<関連記事・練習問題>
・第142回 配牌構想・その15 (2009年度記事分より) 役牌トイツ含み ■ 660
・第143回 配牌構想・その16 (2009年度記事分より) 役牌トイツ含み ■ 661~665
・第144回 配牌構想・その17 (2009年度記事分より) 役牌トイツ含み ■ 666~670
・第145回 配牌構想・その18 (2009年度記事分より) 役牌トイツ含み ■ 671~675
・第146回 配牌構想・その19 (2009年度記事分より) 役牌トイツ含み ■ 676~680
***
今回は2008年の牌譜より。 牌の【残し方】・【構想変更】。
・会心度★★
2008.04.25 天鳳にて
※東風戦・食いタン有り・赤3枚入り・テンパイ連荘・ダブロンあり・2,5万持ち/3万返し ・牌譜
8400点持ち・ダンラスで迎えた東3局。 親番も残ってないので、この局が勝負所。
【東3局1本場】 西家 ドラ 発
<配牌>

ラッキー配牌。
役牌トイツ2組で、うち1組はドラの発。 マンズとソーズで両面ターツ2組あるし、楽勝の配牌といった印象。 鳴いても面前でも何とかなりそうなので、この時点では特に構想なし。(ところが、最終形は意外な形に。)
で、最初のツモ。(下図)
<1巡目>

東をツモ。 このケース、何から切りますか?
*
*
*
自分は、

打二萬。 現状では、4ソを頭で使いたくないな、といった感じ。
2巡後、
<3巡目>

ドラの発をツモって暗刻に。 打1p。 2シャンテン。
次巡、
<4巡目>

1ソをツモ。 普通ならツモ切ってしまう牌。 しかし…

打8pとしておくことに。(←会心!)
面前での「456三色」の可能性を残しつつも、その一方で遠くにソーズの「混一色」も見て、この1ソを残すことに。 重なりとくっつき待ち。 ただ、ション牌の東を抱えていなければ、この1ソは切ってしまったかと。(※この後、この東と1ソがカギを握ることに。)
次巡、
<5巡目>

残しておいた東が重なる。 打6p。 手牌が2色(マンズ&ソーズ)に。
次巡、
<6巡目>

1ソに2ソがくっつく。 これなら4ソが頭でもいい。 マンズの両面を外していく。
2巡後、
<8巡目>

3枚目の4ソをツモ。(※この直前、対面からリーチ) 現物の一萬切り。
2巡後、
<10巡目>

上家に切られたばかりの1ソが重なる。
このケース、何を切りますか?
*
*
*
自分は、

打2ソ。(※この2ソを上家がポン!)
3ソ引きを考えると、5ソを切っておきたいところではあったものの、対面に5-8ソスジが切りづらいということと、5ソが重なるようなら1ソのトイツを落として行けるということで。
そして、2ソをポンした上家の手から出てきたのが…

中。 これをポン!(下図)

中をポンして、振り込み覚悟の打5ソとしたところ。
…この5ソが通る。 「混一色・対々和・発・中・ドラ3」は、9翻・倍満のテンパイ。 ツモ和了れば「三暗刻」もついて3倍満に。
***
<参考> 最終結果

役牌トイツ1組を含む配牌からの“構想・手順”。
<関連記事・練習問題>
・第142回 配牌構想・その15 (2009年度記事分より) 役牌トイツ含み ■ 660
・第143回 配牌構想・その16 (2009年度記事分より) 役牌トイツ含み ■ 661~665
・第144回 配牌構想・その17 (2009年度記事分より) 役牌トイツ含み ■ 666~670
・第145回 配牌構想・その18 (2009年度記事分より) 役牌トイツ含み ■ 671~675
・第146回 配牌構想・その19 (2009年度記事分より) 役牌トイツ含み ■ 676~680
***
今回は2008年の牌譜より。 牌の【残し方】・【構想変更】。
・会心度★★
2008.04.25 天鳳にて
※東風戦・食いタン有り・赤3枚入り・テンパイ連荘・ダブロンあり・2,5万持ち/3万返し ・牌譜
8400点持ち・ダンラスで迎えた東3局。 親番も残ってないので、この局が勝負所。
【東3局1本場】 西家 ドラ 発
<配牌>

ラッキー配牌。
役牌トイツ2組で、うち1組はドラの発。 マンズとソーズで両面ターツ2組あるし、楽勝の配牌といった印象。 鳴いても面前でも何とかなりそうなので、この時点では特に構想なし。(ところが、最終形は意外な形に。)
で、最初のツモ。(下図)
<1巡目>

東をツモ。 このケース、何から切りますか?
*
*
*
自分は、

打二萬。 現状では、4ソを頭で使いたくないな、といった感じ。
2巡後、
<3巡目>

ドラの発をツモって暗刻に。 打1p。 2シャンテン。
次巡、
<4巡目>

1ソをツモ。 普通ならツモ切ってしまう牌。 しかし…

打8pとしておくことに。(←会心!)
面前での「456三色」の可能性を残しつつも、その一方で遠くにソーズの「混一色」も見て、この1ソを残すことに。 重なりとくっつき待ち。 ただ、ション牌の東を抱えていなければ、この1ソは切ってしまったかと。(※この後、この東と1ソがカギを握ることに。)
次巡、
<5巡目>

残しておいた東が重なる。 打6p。 手牌が2色(マンズ&ソーズ)に。
次巡、
<6巡目>

1ソに2ソがくっつく。 これなら4ソが頭でもいい。 マンズの両面を外していく。
2巡後、
<8巡目>

3枚目の4ソをツモ。(※この直前、対面からリーチ) 現物の一萬切り。
2巡後、
<10巡目>

上家に切られたばかりの1ソが重なる。
このケース、何を切りますか?
*
*
*
自分は、

打2ソ。(※この2ソを上家がポン!)
3ソ引きを考えると、5ソを切っておきたいところではあったものの、対面に5-8ソスジが切りづらいということと、5ソが重なるようなら1ソのトイツを落として行けるということで。
そして、2ソをポンした上家の手から出てきたのが…

中。 これをポン!(下図)

中をポンして、振り込み覚悟の打5ソとしたところ。
…この5ソが通る。 「混一色・対々和・発・中・ドラ3」は、9翻・倍満のテンパイ。 ツモ和了れば「三暗刻」もついて3倍満に。
***
<参考> 最終結果


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