(問題) 第47回 構想に関するもの・配牌構想編(3/6)
2008-11-10
【234】~【243】 全10問。(※うち3問は以前の問題と重複)
2008年1月~4月に掲載記事のうち【配牌構想】に関するものの総復習。
※基本的に、自分の確認用。
※点数状況や場・局などの説明は省略。(ほぼ全て東風戦)
※主に「タンヤオ」や「ピンフ」にならなそうなものが中心。 ポイントとしては、安易にヤオ九牌(1・9・字牌)から切り出さないという事と、逆に「国士・チャンタ」1本に決め付けないという事。
***
<今回の問題用配牌一覧> ※比較参照用
【234】
【235】
→ 【148】と重複
【236】
→ 【220】と重複
【237】
【238】
【239】
【240】
【241】
【242】
→ 【146】と重複
【243】
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【問】 どんな構想で臨み、不要牌はどれか。(※複数回答可)
「パッと見て、2~3選んで、第1打」
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【234】 (配牌構想) ※東家・赤3枚入り

・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.23の例1 ■
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<解答・解説>
・構想 ( 456 ) ・打牌候補 ( 八萬 )
“オタ風のトイツが2組”というケース。 数牌は3種がバラバラという状況。 そして、最初のツモが5ソや7ソではなく、6ソの重なり。 ということで、基本的には「トイツ系」1本という感じ。 「チートイ」や「対々和」が本線。 ダブ東が序盤で重なれば「対々和」、そうでなければ「チートイ」で。 ダブ東が重なるかどうか・いつ重なるかがポイントに。
ダブ東が重なると「対々和」に更にプラスアルファが。 1つは、「白」も重ねた「混一色・対々和」。 もう1つは、「東・南・北」とポンした後の「北」引きによる「小四喜」。
実戦でも八萬からの切り出し。 その後、東は重ならなかったものの、「1ソ」を重ね、「6ソ・南・白」は暗刻になり、最終的に「混一色・対々和・三暗刻・白」で「リーチ」。
***
【235】 (配牌構想) ※東家・親の配牌(14枚)・赤3枚入り → 【148】と重複

・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.23の例2 ■
<解答・解説>
・構想 ( 1356 ) ・打牌候補 ( 五萬 )
※初回掲載時の解説 → ■ 復習時の解説 → ■
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【236】 (配牌構想) ※北家・食いタンなし → 【220】と重複

・第1ツモ:4ソ
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.23の例3 ■
<解答・解説>
・構想 ( 456 ) ・打牌候補 ( 八萬 )
しょっぱなから4ソが重なる。 「チートイ」狙い1本で。 「456三色」目を残すため、ひとまず八萬からの切り出し。 実戦でも最初から「チートイ」狙いで五萬からの切り出し。 ただ、それは決め付けすぎ。 「345・456三色」への変化に対応できなくなってしまう。 最終的には「チートイ」のみ1600点を和了。
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【237】 (配牌構想) ※西家・食いタンなし

・第1ツモ:南 → 6s ※2010.07.06訂正
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.23の例4 ■
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<解答・解説>
・構想 ( 0456 ) ・打牌候補 ( 4pか6ソ )
役牌が重ならない限り、和了りはほぼ無理。 テンパイすらしなさそう。 完全に“受け”重視で。 もしもドラが字牌なら、遠くに「混一色・チートイ」を見ながら、ということになりそう。 でもドラの3ソ引きを考えると、ここは普通の「チートイ」狙いで。 役牌が1つ重なったぐらいでは鳴いていくのは無謀かと。
ただ、「1p・1ソ」を1枚ずつ持っているということで、それらが重なれば「一萬」のトイツと役牌のトイツとを組み合わせた「混老頭・対々和・三色同刻」を狙えるチャンス。 ということで、序盤で「4p・6ソ」を払ったあとの打牌候補は「四萬・六萬・八萬」。 でも基本は“受け”なので無理しない方がよさそう。
実戦では、トイツ3組まで行った時点で他家に切れない牌だらけになり、オリ。
※当時の記事(追記部分での補足記事にて) ■
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【238】 (配牌構想) ※西家・食いタンあり・赤3枚入り

・第1ツモ:二萬
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.24a ■
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<解答・解説>
・構想 ( 245 ) ・打牌候補 ( 七萬 )
配牌だけ見ると、ドラが9ソなので遠くに役牌を重ねた「混一色」を見ながらも、「567三色」も視野に入れた「二萬・3p」からの切り出しになりそうなところ。 でも、最初のツモで二萬が重なり、トイツが3組に。 ということで、ドラ9ソを引いても使いきれる手となると、「チートイ」本線ということに。 ただ、役牌の重なりやソーズの伸び次第では「混一色」が復活するかも。 七萬を切ったあとの打牌候補は「3p・7p」。 ひとまず手牌を2色にして「混一色」への橋渡しに。
実戦でも七萬からの切り出し。 その後、ドラ9ソを2枚引いて西単騎の「チートイ・ドラドラ」で「リーチ」。 トップ目を直撃した満貫和了となる。 ■
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【239】 (配牌構想) ※南家・食いタンなし

・第1ツモ:1p
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.24b ■
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<解答・解説>
・構想 ( 456 ) ・打牌候補 ( 七萬 )
トイツ系狙い1本という感じの配牌。 ただ、ドラの東が重なれば、普通に「東・ドラ3」狙いで。 東が鳴けない可能性もあるので、ひとまず「チートイ」本線に。
一萬はしばらく切らずに残しておきたい。 一萬が重なれば「三色同刻」狙い。 役牌ポンと絡ませれば、「混老頭・対々和・三色同刻」でハネ満に。 ということで、七萬を切ったあとの打牌候補は「4p・6p・6ソ」の3枚。
実戦では6ソから切っている。 たいした違いではないけど、より枚数の少ない七萬からの方が良かった。 その後、ドラ東を暗刻にした「東・発・対々和・ドラ3」をテンパイ。 でも、序盤の他家のリーチに大してまっすぐ打っていれば「混老頭・対々和・東・発・ドラ3」の倍満をツモ和了っていたことに。 ■
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【240】 (配牌構想) ※親の配牌(14枚)・食いタンなし

・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.24c ■
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<解答・解説>
・構想 ( 45 ) ・打牌候補 ( 六萬・七萬 )
親で既に「チートイ・ドラドラ」確定の2シャンテンの配牌。 でも「東・発・中」のどれかを重ねて鳴いて行く方を優先したい。 「役牌・ドラドラ」5800狙い。 ダブ東が重なって鳴ければ親満。
でも、役牌の重なりが遅いことも想定し、ひとまず「チートイ」本線で。 そうすると、この手は「六萬・七萬」からの切り出しで。 一萬は重なりを考えて残しておく。
実戦では、安易に一萬からの切り出しで始めてしまう。 すると2巡目に、その一萬がカブってしまいイーシャンテンに取れず。 3巡目には中も切ってしまい、5巡目での中ツモでのテンパイを逃す。 そこで南単騎でリーチ出来ていれば、ツモ和了って裏ドラ(1ソ)も乗り、親倍8000オールとなっていた。 実際にはイーシャンテンどまりで終了。 ■
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【241】 (配牌構想) ※西家・食いタンあり・赤3枚入り

・第1ツモ:五萬
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.25 ■
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<解答・解説>
・構想 ( 45 ) ・打牌候補 ( 8ソ )
パッと見、トイツ系になりそうな手。 最初のツモで五萬が重なったし。 “食いタンあり・赤3枚入り”なので、ここから九萬のトイツを落としていくのもアリかもしれないけど、ドラが一萬。 一萬引きを考えると、やはり無難に「チートイ」本線か。 でも「チートイ」1本にならないよう、赤5引きと「役牌」の重なりでの食い仕掛けも見ておきたい。
実戦でも8ソからの切りだし。 その後、「2p・五萬」を暗刻にし、「対々和・三暗刻」のイーシャンテンまで行く。 3巡目に発が重なる直前に、ラス牌の九萬を切られてしまったのが痛かった。 発も持ち持ち。 ■
***
【242】 (配牌構想) ※北家・食いタンあり・赤3枚入り

・第1ツモ:赤五萬
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.26の例1 ■
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<解答・解説>
・構想 ( 356 ) ・打牌候補 ( 1ソ )
7種7牌。 でも、“ドラが二萬”で“赤五萬ツモ”ということで「国士」は見ず、「役牌」の重なりとドラ引きが本線という感じ。 ただ、あまり良い形が残っていないので、役牌が1つ重なったからといってもすぐには鳴かず、様子を見たい。 あと、かなり遠くにマンズでの「混一色・一通」を頭の片隅に置いておく。 だから、途中で一萬をツモってきた時に、勢いでツモ切りしないよう注意したい。
実戦では、最初の赤五萬ツモで「国士」を見切って1pから切り出している。 その後、「ドラ二萬・三萬」とツモり、「中・発」を重ねて「混一色」へ。 満貫を和了。 ■
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【243】 (配牌構想) ※西家・食いタンあり・赤3枚入り

・第1ツモ:4p
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.26の例2 ■
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<解答・解説>
・構想 ( 3456 ) ・打牌候補 ( 九萬・1p )
7種8牌。 これも、ドラが真ん中の5ソだし、最初のツモが4pということで「国士」は見切り。 普通に「九萬・1p」からの切り出しで。 全部遠いけど、ソーズの「混一色」と「345・456三色」と「チートイ」を天秤にかけながら打つことになりそう。 ちなみに、もしもドラがソーズや字牌なら「4pツモ切り→五萬」の切り順で。 「混一色」と「チートイ」の天秤に絞れる。
実戦でも「九萬・1p」からの切り出し。 その後、字牌は重ならないものの、ソーズが伸びて「メンチン」でテンパイ。 ダマのまま「清一色・一盃口・ドラ1」の倍満を和了。 ■
2008年1月~4月に掲載記事のうち【配牌構想】に関するものの総復習。
※基本的に、自分の確認用。
※点数状況や場・局などの説明は省略。(ほぼ全て東風戦)
※主に「タンヤオ」や「ピンフ」にならなそうなものが中心。 ポイントとしては、安易にヤオ九牌(1・9・字牌)から切り出さないという事と、逆に「国士・チャンタ」1本に決め付けないという事。
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<今回の問題用配牌一覧> ※比較参照用
【234】

【235】

【236】

【237】

【238】

【239】

【240】

【241】

【242】

【243】

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【問】 どんな構想で臨み、不要牌はどれか。(※複数回答可)
「パッと見て、2~3選んで、第1打」
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【234】 (配牌構想) ※東家・赤3枚入り

・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.23の例1 ■
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<解答・解説>
・構想 ( 456 ) ・打牌候補 ( 八萬 )
“オタ風のトイツが2組”というケース。 数牌は3種がバラバラという状況。 そして、最初のツモが5ソや7ソではなく、6ソの重なり。 ということで、基本的には「トイツ系」1本という感じ。 「チートイ」や「対々和」が本線。 ダブ東が序盤で重なれば「対々和」、そうでなければ「チートイ」で。 ダブ東が重なるかどうか・いつ重なるかがポイントに。
ダブ東が重なると「対々和」に更にプラスアルファが。 1つは、「白」も重ねた「混一色・対々和」。 もう1つは、「東・南・北」とポンした後の「北」引きによる「小四喜」。
実戦でも八萬からの切り出し。 その後、東は重ならなかったものの、「1ソ」を重ね、「6ソ・南・白」は暗刻になり、最終的に「混一色・対々和・三暗刻・白」で「リーチ」。
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【235】 (配牌構想) ※東家・親の配牌(14枚)・赤3枚入り → 【148】と重複

・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.23の例2 ■
<解答・解説>
・構想 ( 1356 ) ・打牌候補 ( 五萬 )
※初回掲載時の解説 → ■ 復習時の解説 → ■
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【236】 (配牌構想) ※北家・食いタンなし → 【220】と重複

・第1ツモ:4ソ
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.23の例3 ■
<解答・解説>
・構想 ( 456 ) ・打牌候補 ( 八萬 )
しょっぱなから4ソが重なる。 「チートイ」狙い1本で。 「456三色」目を残すため、ひとまず八萬からの切り出し。 実戦でも最初から「チートイ」狙いで五萬からの切り出し。 ただ、それは決め付けすぎ。 「345・456三色」への変化に対応できなくなってしまう。 最終的には「チートイ」のみ1600点を和了。
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【237】 (配牌構想) ※西家・食いタンなし

・第1ツモ:
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.23の例4 ■
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<解答・解説>
・構想 ( 0456 ) ・打牌候補 ( 4pか6ソ )
役牌が重ならない限り、和了りはほぼ無理。 テンパイすらしなさそう。 完全に“受け”重視で。 もしもドラが字牌なら、遠くに「混一色・チートイ」を見ながら、ということになりそう。 でもドラの3ソ引きを考えると、ここは普通の「チートイ」狙いで。 役牌が1つ重なったぐらいでは鳴いていくのは無謀かと。
ただ、「1p・1ソ」を1枚ずつ持っているということで、それらが重なれば「一萬」のトイツと役牌のトイツとを組み合わせた「混老頭・対々和・三色同刻」を狙えるチャンス。 ということで、序盤で「4p・6ソ」を払ったあとの打牌候補は「四萬・六萬・八萬」。 でも基本は“受け”なので無理しない方がよさそう。
実戦では、トイツ3組まで行った時点で他家に切れない牌だらけになり、オリ。
※当時の記事(追記部分での補足記事にて) ■
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【238】 (配牌構想) ※西家・食いタンあり・赤3枚入り

・第1ツモ:二萬
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.24a ■
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<解答・解説>
・構想 ( 245 ) ・打牌候補 ( 七萬 )
配牌だけ見ると、ドラが9ソなので遠くに役牌を重ねた「混一色」を見ながらも、「567三色」も視野に入れた「二萬・3p」からの切り出しになりそうなところ。 でも、最初のツモで二萬が重なり、トイツが3組に。 ということで、ドラ9ソを引いても使いきれる手となると、「チートイ」本線ということに。 ただ、役牌の重なりやソーズの伸び次第では「混一色」が復活するかも。 七萬を切ったあとの打牌候補は「3p・7p」。 ひとまず手牌を2色にして「混一色」への橋渡しに。
実戦でも七萬からの切り出し。 その後、ドラ9ソを2枚引いて西単騎の「チートイ・ドラドラ」で「リーチ」。 トップ目を直撃した満貫和了となる。 ■
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【239】 (配牌構想) ※南家・食いタンなし

・第1ツモ:1p
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.24b ■
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<解答・解説>
・構想 ( 456 ) ・打牌候補 ( 七萬 )
トイツ系狙い1本という感じの配牌。 ただ、ドラの東が重なれば、普通に「東・ドラ3」狙いで。 東が鳴けない可能性もあるので、ひとまず「チートイ」本線に。
一萬はしばらく切らずに残しておきたい。 一萬が重なれば「三色同刻」狙い。 役牌ポンと絡ませれば、「混老頭・対々和・三色同刻」でハネ満に。 ということで、七萬を切ったあとの打牌候補は「4p・6p・6ソ」の3枚。
実戦では6ソから切っている。 たいした違いではないけど、より枚数の少ない七萬からの方が良かった。 その後、ドラ東を暗刻にした「東・発・対々和・ドラ3」をテンパイ。 でも、序盤の他家のリーチに大してまっすぐ打っていれば「混老頭・対々和・東・発・ドラ3」の倍満をツモ和了っていたことに。 ■
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【240】 (配牌構想) ※親の配牌(14枚)・食いタンなし

・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.24c ■
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<解答・解説>
・構想 ( 45 ) ・打牌候補 ( 六萬・七萬 )
親で既に「チートイ・ドラドラ」確定の2シャンテンの配牌。 でも「東・発・中」のどれかを重ねて鳴いて行く方を優先したい。 「役牌・ドラドラ」5800狙い。 ダブ東が重なって鳴ければ親満。
でも、役牌の重なりが遅いことも想定し、ひとまず「チートイ」本線で。 そうすると、この手は「六萬・七萬」からの切り出しで。 一萬は重なりを考えて残しておく。
実戦では、安易に一萬からの切り出しで始めてしまう。 すると2巡目に、その一萬がカブってしまいイーシャンテンに取れず。 3巡目には中も切ってしまい、5巡目での中ツモでのテンパイを逃す。 そこで南単騎でリーチ出来ていれば、ツモ和了って裏ドラ(1ソ)も乗り、親倍8000オールとなっていた。 実際にはイーシャンテンどまりで終了。 ■
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【241】 (配牌構想) ※西家・食いタンあり・赤3枚入り

・第1ツモ:五萬
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.25 ■
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<解答・解説>
・構想 ( 45 ) ・打牌候補 ( 8ソ )
パッと見、トイツ系になりそうな手。 最初のツモで五萬が重なったし。 “食いタンあり・赤3枚入り”なので、ここから九萬のトイツを落としていくのもアリかもしれないけど、ドラが一萬。 一萬引きを考えると、やはり無難に「チートイ」本線か。 でも「チートイ」1本にならないよう、赤5引きと「役牌」の重なりでの食い仕掛けも見ておきたい。
実戦でも8ソからの切りだし。 その後、「2p・五萬」を暗刻にし、「対々和・三暗刻」のイーシャンテンまで行く。 3巡目に発が重なる直前に、ラス牌の九萬を切られてしまったのが痛かった。 発も持ち持ち。 ■
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【242】 (配牌構想) ※北家・食いタンあり・赤3枚入り

・第1ツモ:赤五萬
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.26の例1 ■
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<解答・解説>
・構想 ( 356 ) ・打牌候補 ( 1ソ )
7種7牌。 でも、“ドラが二萬”で“赤五萬ツモ”ということで「国士」は見ず、「役牌」の重なりとドラ引きが本線という感じ。 ただ、あまり良い形が残っていないので、役牌が1つ重なったからといってもすぐには鳴かず、様子を見たい。 あと、かなり遠くにマンズでの「混一色・一通」を頭の片隅に置いておく。 だから、途中で一萬をツモってきた時に、勢いでツモ切りしないよう注意したい。
実戦では、最初の赤五萬ツモで「国士」を見切って1pから切り出している。 その後、「ドラ二萬・三萬」とツモり、「中・発」を重ねて「混一色」へ。 満貫を和了。 ■
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【243】 (配牌構想) ※西家・食いタンあり・赤3枚入り

・第1ツモ:4p
・構想 ( 0.受け 1.国士 2.チャンタ 3.混一色 4.チートイ 5.役牌 6.その他 )
・打牌候補 ( ? ) ※関連記事 → 2008.03.26の例2 ■
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<解答・解説>
・構想 ( 3456 ) ・打牌候補 ( 九萬・1p )
7種8牌。 これも、ドラが真ん中の5ソだし、最初のツモが4pということで「国士」は見切り。 普通に「九萬・1p」からの切り出しで。 全部遠いけど、ソーズの「混一色」と「345・456三色」と「チートイ」を天秤にかけながら打つことになりそう。 ちなみに、もしもドラがソーズや字牌なら「4pツモ切り→五萬」の切り順で。 「混一色」と「チートイ」の天秤に絞れる。
実戦でも「九萬・1p」からの切り出し。 その後、字牌は重ならないものの、ソーズが伸びて「メンチン」でテンパイ。 ダマのまま「清一色・一盃口・ドラ1」の倍満を和了。 ■
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