(まとめ) 今までの【配牌構想】の分類 Part1.「7種8牌」系(3/6)
2010-04-25
過去の【配牌構想】を系統別に再分類して総復習。 3回目。
<過去問【配牌構想】編:復習予定>
・Part1:【配牌】「7種8牌」系
・Part2:【配牌】「混一色」狙いが中心になりそうもの
・Part3:【配牌】“トイツ系”狙いが中心になりそうなもの
・Part4:【配牌】“色”と“トイツ”の天秤系
・Part5:【配牌】内寄せ「タンピン」系、外集め「チャンタ」系
・Part6:【配牌】役牌のトイツでどうにかする系
・Part7:【配牌】その他
※主に「タンヤオ」や「ピンフ」にならなそうなものが中心。
※配牌時の構想は、あくまで“おおまかな目安”にしかすぎないというのが大前提。
配牌の良し悪しにかかわらず、途中で手牌を変化させる事の方がずっと大事。
だからと言って、毎回のように安易な切り出しをしないようにする事が狙い。
端牌を切ってりゃいいってもんってもないし、中張牌を切ってりゃいいってもんでもない。
※ほぼ全て東風戦(=東場)。 ※基本的に自分の確認用。
***
<Part1「7種8牌」系の配牌からの方向性>

今回は3~5をまとめて取り上げ。
問. どんな構想で、何から切るか(※複数選択可)
・選択肢:

3、「7種8牌」からの“色”本線
マン・ピン・ソー、どれか1つの色に偏っているケースが中心。 あるいは、3色・2色構成であっても、色数を減らして行き、最終的に一色手への移行を見ておくケース。
【146】(ヘボ7-7)(色本線)<天鳳・北家>

・状況:トップ目で迎えたオーラス2本場、供託1本。 2着目の親番とは18000点ほど離れている。 マンズは計5枚、単独字牌4枚のうち3枚が役牌。
*
*
*

・構想:ドラが二萬で赤五萬ツモということであれば、「国士」は選択肢から外し、マンズの「混一色」狙い本線で。 ペン七萬チーで動ける。 ただ、字牌が重ならないうちから仕掛けたりはせず、慎重に進めたい。 ドラそばを引いてくれば「一通」もある。 あと、最初の五萬が重なったことで「チートイ」も視野に。 これが一番早くテンパれるかも。 しかも安全だし。 ということで、「1ソ・1p」より先に8pを切っておきたい感じ。
・打牌候補:8p
・最終結果:実戦ではその後、中が重なり、マンズの下を引いてくる。 そして「南・発」も重なり、既にポンされているラス牌のペン七萬まで引いてきて、次の手牌に。
【 二三五五七八九南南発発中中 】 その後、ポンしてポンして、すぐにロン。
***
【243】(ヘボ7-8)(色本線)<天鳳・西家>
・第1ツモ:
・状況:オーラス、トップと30000点以上差がある2着目。 下とは僅差。 ソーズ6枚、ドラもソーズ。 単独字牌4枚のうち、3枚が役牌。
*
*
*

・構想:下と差がないとは言え、一応は倍満・役満狙いで。 「混一色」本線、遠くに「国士」。 4pや五萬からの切り出しで。
・打牌候補:五萬・4p
・最終結果:字牌は重ならず、ソーズが伸びまくって「メンチン」でテンパイ。 「清一色・一盃口・ドラ1」。 ダマのまま倍満和了。 トップ目直撃とはならず、2着のまま終了。
***
【244】(ヘボ7-7)(色本線)<天鳳・北家>
・第1ツモ:
・状況:12500点持ちのラス目で迎えた東2-2。 最初のツモでマンズ7枚、ドラもマンズ。 単独字牌3枚のうち、役牌は「東・中」の2枚。
*
*
*

・構想:字牌を重ねての「混一色・一通」が本線。 オタ風の南が重なるようだと、「ピンフ・一通」も。 であれば、赤5ソ引きも考えて4ソを大事にすることになるか。 ドラの重なりを考えると、「国士」は見切って良さそう。
・打牌候補:9p・1ソ (※実戦でも9p切り。 以前の出題での解答は4ソ。)
・最終結果:最終的に「清一色・ドラドラ」のハネ満を和了。
***
【245】(ヘボ7-8)(色本線)<東風荘・南家>
・第1ツモ:
・状況:東3局2本場、僅差のトップ目。 7種7牌だった配牌に、最初のツモで役牌の中が重なった。 ピンズで両面ターツが1つあるものの、ドラはソーズ。 手牌全体は3色構成。 ラス親は自分に回ってくるし、ここは「中のみ」1000点で流すべきか。
*
*
*

・構想:中が重なったとは言え、焦って仕掛けると困ることになりそう。 ひとまず八萬を切って手牌を2色にし、ピンズかソーズでの「混一色」狙いで。 役牌のトイツ1組・両面ターツ1つ、ドラ7ソということを考えると、「国士」は見切っても良さそう。(以前の出題では「国士」も視野に入れていた)
・打牌候補:八萬
・最終結果:その後、自風・南が重なり、ドラ7ソをツモったとこでソーズの「混一色」に決定。 最終的に「東・中・混一色・ドラドラ」のハネ満テンパイまで行くも、和了りには結びつかず。
***
【363】(ヘボ7-9)(色本線)<天鳳・南家>
・状況:トップ目で迎えた東3-1。 役牌・中のトイツ1組+オタ風・北のトイツ1組。 二萬もトイツで、トイツ計3組。 ドラはマンズで、唯一の両面ターツはソーズ。 単独字牌3枚(東・南・白)がいずれも役牌。
*
*
*

・構想:字牌トイツ2組を生かすなら、「対々和」か「混一色」にしたいところ。 下の「三色」も見えるものの、ポン・ポン鳴いて行く手の場合は、「三色」よりも“色”と“トイツ”を優先で。 4ソを引いた時点で「123三色」は消えてしまうし。 なるべくソーズでメンツを作りたくない。 ドラが六萬ということを考えると、マンズでの「混一色」が本線。 ピンズとソーズを落としていくつもりで。 さすがに「国士」は見切り。 普通に9p切りから。
・打牌候補:9p (※実戦でも9p切り)
・最終結果:次巡、4ソをツモってしまい、【構想変更】。 その後もソーズを次々とツモり、最終的にソーズでの「中・混一色」をテンパイ・和了。
【 1233499s北北北 中中中ポン 】 配牌でソーズ2枚からの「混一色」。
4、「7種8牌」からの“色”と“トイツ”の天秤・複合
一色手への移行を見ながらも、「チートイ」あたりで妥協も可、といったケース。 場合によっては、「メンホン・チートイ」や「混一色・対々和」といった複合した形も。
→ 該当なし。 (近いのは【218】あたり。 → “6、その他複合”にて掲載。)
【218】
5、「7種8牌」からの“トイツ系”本線・“トイツ系”1本
7種8牌からの“トイツ系”狙い。 “攻め”より、“受け”気味の「チートイ」が多い。
【349】(ヘボ8-12)(トイツ系本線)<天鳳・南家>

・状況:トップ目と約1万点差のラス目で迎えた東3-0。 最初のツモで「(高目)混老頭・チートイ」1シャンテン。 “ヘボ配牌”どころか“好配牌”。
*
*
*

・構想:1シャンテンとは言え、七萬が重なっての「チートイ」のみでのテンパイは論外。 あと、カン八萬が入って1メンツ出来てしまっての「チャンタ」も嬉しくない。 役牌トイツ2組だし、やはり本線はポン・ポン鳴いていっての「混老頭・対々和」。 シャンテン数を落としてでも鳴いて行くケース。
「東・白」両方とも鳴けるようであればハネ満確定。 途中で一萬が重なるようであれば、1pのトイツを落として「混一色・混老頭・対々和」の形に。 倍満まで見込める。 まずは、カン八萬引きを見切った七萬切りで。
・打牌候補:七萬 (※実戦でも第1打は七萬。)
・最終結果:「東・白・混老頭・対々和」のハネ満を和了。
【 99m西西 111pポン 白白白ポン 東東東ポン ・ツモ:9m 】
<過去問【配牌構想】編:復習予定>
・Part1:【配牌】「7種8牌」系
・Part2:【配牌】「混一色」狙いが中心になりそうもの
・Part3:【配牌】“トイツ系”狙いが中心になりそうなもの
・Part4:【配牌】“色”と“トイツ”の天秤系
・Part5:【配牌】内寄せ「タンピン」系、外集め「チャンタ」系
・Part6:【配牌】役牌のトイツでどうにかする系
・Part7:【配牌】その他
※主に「タンヤオ」や「ピンフ」にならなそうなものが中心。
※配牌時の構想は、あくまで“おおまかな目安”にしかすぎないというのが大前提。
配牌の良し悪しにかかわらず、途中で手牌を変化させる事の方がずっと大事。
だからと言って、毎回のように安易な切り出しをしないようにする事が狙い。
端牌を切ってりゃいいってもんってもないし、中張牌を切ってりゃいいってもんでもない。
※ほぼ全て東風戦(=東場)。 ※基本的に自分の確認用。
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<Part1「7種8牌」系の配牌からの方向性>

今回は3~5をまとめて取り上げ。
問. どんな構想で、何から切るか(※複数選択可)
・選択肢:

3、「7種8牌」からの“色”本線
マン・ピン・ソー、どれか1つの色に偏っているケースが中心。 あるいは、3色・2色構成であっても、色数を減らして行き、最終的に一色手への移行を見ておくケース。
【146】(ヘボ7-7)(色本線)<天鳳・北家>

・状況:トップ目で迎えたオーラス2本場、供託1本。 2着目の親番とは18000点ほど離れている。 マンズは計5枚、単独字牌4枚のうち3枚が役牌。
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・構想:ドラが二萬で赤五萬ツモということであれば、「国士」は選択肢から外し、マンズの「混一色」狙い本線で。 ペン七萬チーで動ける。 ただ、字牌が重ならないうちから仕掛けたりはせず、慎重に進めたい。 ドラそばを引いてくれば「一通」もある。 あと、最初の五萬が重なったことで「チートイ」も視野に。 これが一番早くテンパれるかも。 しかも安全だし。 ということで、「1ソ・1p」より先に8pを切っておきたい感じ。
・打牌候補:8p
・最終結果:実戦ではその後、中が重なり、マンズの下を引いてくる。 そして「南・発」も重なり、既にポンされているラス牌のペン七萬まで引いてきて、次の手牌に。
【 二三五五七八九南南発発中中 】 その後、ポンしてポンして、すぐにロン。
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【243】(ヘボ7-8)(色本線)<天鳳・西家>


・状況:オーラス、トップと30000点以上差がある2着目。 下とは僅差。 ソーズ6枚、ドラもソーズ。 単独字牌4枚のうち、3枚が役牌。
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・構想:下と差がないとは言え、一応は倍満・役満狙いで。 「混一色」本線、遠くに「国士」。 4pや五萬からの切り出しで。
・打牌候補:五萬・4p
・最終結果:字牌は重ならず、ソーズが伸びまくって「メンチン」でテンパイ。 「清一色・一盃口・ドラ1」。 ダマのまま倍満和了。 トップ目直撃とはならず、2着のまま終了。
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【244】(ヘボ7-7)(色本線)<天鳳・北家>


・状況:12500点持ちのラス目で迎えた東2-2。 最初のツモでマンズ7枚、ドラもマンズ。 単独字牌3枚のうち、役牌は「東・中」の2枚。
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・構想:字牌を重ねての「混一色・一通」が本線。 オタ風の南が重なるようだと、「ピンフ・一通」も。 であれば、赤5ソ引きも考えて4ソを大事にすることになるか。 ドラの重なりを考えると、「国士」は見切って良さそう。
・打牌候補:9p・1ソ (※実戦でも9p切り。 以前の出題での解答は4ソ。)
・最終結果:最終的に「清一色・ドラドラ」のハネ満を和了。
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【245】(ヘボ7-8)(色本線)<東風荘・南家>


・状況:東3局2本場、僅差のトップ目。 7種7牌だった配牌に、最初のツモで役牌の中が重なった。 ピンズで両面ターツが1つあるものの、ドラはソーズ。 手牌全体は3色構成。 ラス親は自分に回ってくるし、ここは「中のみ」1000点で流すべきか。
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・構想:中が重なったとは言え、焦って仕掛けると困ることになりそう。 ひとまず八萬を切って手牌を2色にし、ピンズかソーズでの「混一色」狙いで。 役牌のトイツ1組・両面ターツ1つ、ドラ7ソということを考えると、「国士」は見切っても良さそう。(以前の出題では「国士」も視野に入れていた)
・打牌候補:八萬
・最終結果:その後、自風・南が重なり、ドラ7ソをツモったとこでソーズの「混一色」に決定。 最終的に「東・中・混一色・ドラドラ」のハネ満テンパイまで行くも、和了りには結びつかず。
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【363】(ヘボ7-9)(色本線)<天鳳・南家>

・状況:トップ目で迎えた東3-1。 役牌・中のトイツ1組+オタ風・北のトイツ1組。 二萬もトイツで、トイツ計3組。 ドラはマンズで、唯一の両面ターツはソーズ。 単独字牌3枚(東・南・白)がいずれも役牌。
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・構想:字牌トイツ2組を生かすなら、「対々和」か「混一色」にしたいところ。 下の「三色」も見えるものの、ポン・ポン鳴いて行く手の場合は、「三色」よりも“色”と“トイツ”を優先で。 4ソを引いた時点で「123三色」は消えてしまうし。 なるべくソーズでメンツを作りたくない。 ドラが六萬ということを考えると、マンズでの「混一色」が本線。 ピンズとソーズを落としていくつもりで。 さすがに「国士」は見切り。 普通に9p切りから。
・打牌候補:9p (※実戦でも9p切り)
・最終結果:次巡、4ソをツモってしまい、【構想変更】。 その後もソーズを次々とツモり、最終的にソーズでの「中・混一色」をテンパイ・和了。
【 1233499s北北北 中中中ポン 】 配牌でソーズ2枚からの「混一色」。
4、「7種8牌」からの“色”と“トイツ”の天秤・複合
一色手への移行を見ながらも、「チートイ」あたりで妥協も可、といったケース。 場合によっては、「メンホン・チートイ」や「混一色・対々和」といった複合した形も。
→ 該当なし。 (近いのは【218】あたり。 → “6、その他複合”にて掲載。)
【218】

5、「7種8牌」からの“トイツ系”本線・“トイツ系”1本
7種8牌からの“トイツ系”狙い。 “攻め”より、“受け”気味の「チートイ」が多い。
【349】(ヘボ8-12)(トイツ系本線)<天鳳・南家>

・状況:トップ目と約1万点差のラス目で迎えた東3-0。 最初のツモで「(高目)混老頭・チートイ」1シャンテン。 “ヘボ配牌”どころか“好配牌”。
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・構想:1シャンテンとは言え、七萬が重なっての「チートイ」のみでのテンパイは論外。 あと、カン八萬が入って1メンツ出来てしまっての「チャンタ」も嬉しくない。 役牌トイツ2組だし、やはり本線はポン・ポン鳴いていっての「混老頭・対々和」。 シャンテン数を落としてでも鳴いて行くケース。
「東・白」両方とも鳴けるようであればハネ満確定。 途中で一萬が重なるようであれば、1pのトイツを落として「混一色・混老頭・対々和」の形に。 倍満まで見込める。 まずは、カン八萬引きを見切った七萬切りで。
・打牌候補:七萬 (※実戦でも第1打は七萬。)
・最終結果:「東・白・混老頭・対々和」のハネ満を和了。
【 99m西西 111pポン 白白白ポン 東東東ポン ・ツモ:9m 】
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